コロナ渦でも設立増えています
会社設立
2021年7月21日
新潟県内で迅速な会社設立をサポート致します。
司法書士法人トラストの商業・法人登記事務担当の佐々木と申します。
新型コロナウイルスが流行し始めてから約1年半が経過しました。
世間の企業やお店では営業自粛や休業、さらには廃業など、なかなか苦しい状況が続いています。
週末には東京オリンピックが開催されるので、ますます感染拡大するのではないかと毎日ニュースが流れており、景気回復の予測が立ちません。
勤めている会社の売り上げどころか、自分自身が年末や来年にはどんな働き方をしているか、不安でなかなか予想ができない人も多いのではないでしょうか。
次の転職先を見つけられるか不安だ!!
そんな中、将来設計として選択肢の1つになるのが、会社の設立です。
このご時世でも会社設立のご依頼はコンスタントに頂いており、皆さんこのコロナ渦をどう切り抜けるか色々考えていらっしゃるようです。
独立して自分一人の会社(いわゆる一人会社)を作れば、やりたいことができるという大きなメリットがあります。
ですがそれ以外にも、一人会社には以下のような利点があります。
➁ 想像より金銭的負担は重くない
➂ 法人なら支援を受けやすい
私個人の意見となりますが、参考になれば幸いです。
➀ 法人としての信頼感がある
いざ独立するとき、会社設立は手間がかかるからというのが理由で、しばらくは個人事業主として活動するという人は多数いらっしゃいます。
ですが、もし『手間がかかるから』というだけで悩まれているのであれば、
私は法人化をお勧めします。
まず、個人と法人では、取引先とやりとりする上で信頼性の面で大きな違いがあります。
法人化している方が信用を得やすいのです。
相手企業によっては、個人事業主だと取引してもらえない場合がありますし、取引を始めるときに契約内容の提示だけではなく登記簿謄本や決算書の提出を求める企業も多くあります。
将来的には会社設立を考えているけど、まだ会社員で居ようかな、という場合でも、いずれやりたい事業について設立をしておいてもよいのではないか思います。
もちろん全く活動しないのであればお勧めできません。
しかし現在のお勤め先の副業規定などに問題が無く、しっかりと申告して活動するのであれば、会社員の立場のままで会社を設立し、企業としての創業年数と信頼を積み上げておくことで将来的に有利になるのです。
➁ 想像より金銭的負担は重くない
法人を設立するにあたり、手間と併せてお金がどれくらい必要か気にされる方はかなりいらっしゃいます。
設立時の初期費用としては、登記費用で約30万円かかります。
資本金については法律が改正され、現在は資本金1円でも設立できます。
とはいえ、資本金というのは登記事項に掲載される内容で誰でも見ることができる内容となります。
信用問題にも繋がるので、少なくても数十万円くらいで始める方がよいでしょう。
また、法人化すると毎年法人税がかかります。
ですが場合によっては法人化することで節税のメリットを受けられることがあります。
トータルで見ると法人化したほうが良い点もたくさんある為、思ったよりも金銭的負担は重くないと思われる方が多いのです。
➂ 法人なら支援を受けやすい
上記2つを面倒に感じて、独立後に個人事業主として活動していたとしましょう。
そしてこのコロナ渦のような、景気悪化に直面した場合、どうなるでしょうか。
ここで、個人と法人とでは支援に大きな差が表れます。
新型コロナウイルス対策としての助成金や融資は、個人向けも法人向けも様々な施策が発表されていますが、法人への支援策の方が迅速に決まっています。
特に融資については、信用保証協会や日本政策金融公庫などの対応策が用意されているのですが、数年事業をしている場合ですと、融資を受けるには、直近3年の売上や納税状況、業態などの確認がされます。
そんな時、法人としての決算書を報告することで、融資などの支援を比較的得やすいのです。
創業期の融資獲得であれば個人事業も法人もどちらも条件的には変わらないのですが、数年事業をしていると信用面などの面で法人が有利なことが多いのです。
以上のように、法人を設立することには少なからぬメリットがあります。
もちろん個人事業主として活動するのも1つの方法ですが、それぞれのメリット・デメリットは押さえておくことをお勧めします。
ですがそんなときはトラストにご相談下さい!!
司法書士法人トラストでは、会社設立される方のサポートをすべて丸ごと致します。
会社設立の登記から、創業期の融資獲得、そして補助金獲得と、会社を運営していくためのあらゆる場面でお手伝いを致します。
独立をお考えの方、ぜひ司法書士法人トラストへご相談下さい。
[…] 先日のブログ『コロナ渦でも設立増えています』でもお伝えいたしましたが、会社設立が増えております。 弊所も8月はご相談を含めて4件のご依頼を頂いておりますのでこれからどんどん件数が増えるのではないかと期待しております。 […]